車輪の国、向日葵の少女〜1シナリオ終了〜





























。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン



多分一つのシナリオが終わったと思います。
まずは順当にさちシナリオにいきました。

  • 第1章

この世界観、特別高等法、義務などの概要が説明される章となりました。
しょっぱなで、賢一が特別高等人になるための最終試験に来たということが言われるんですが、同じくして最終試験まで生き残ったもう一人の候補生が10秒の遅刻で殺されてしまうという、とんでもない展開からの始まりでした。
まぁその前に、賢一と夏咲のご対面なんてのもあったんですけどね。
それから後は、最終試験が始まったということで先ずは学園生活になれ、義務を負った被更正人と仲良くなることから始まりました。

  • 第2章

まず更正一人目ということでさちから始まるわけですが、さちの同居人である異国人のまながキーキャラになりましたね。
「1日が12時間しかない義務」を背負った彼女。
ギャンブルや博打などをして、働かない者に対して時間の大切さを教えるという意味で課せられる義務。
絵を描いていたのだが、子供のときにその絵が絶賛される事があったと同時に、その絵が盗作だというでっち上げに合い、散々攻められた末絵の道を捨て、パソコンを使ってギャンブルに手を出し始めたという。
けど、表には出してなかったが心の奥底では大事に想っていたまなが、南方の王国に買い取られるということになり、まなを取り返すべくお金を稼ぐために絵を描く。
が、まぁお決まりのとおり障害がたくさんあるわけで、最終的には結果として絵は間に合わなかったんですが、二人はいつかビッグになってもういちど連れ戻すと約束するわけです。
もうね、そのひたむきな姿、本気で感動しつくしましたよ。。。
しょっぱないきなり号泣ですよ。。。

  • 第3章

さちの更正が終了して、次に灯花の更正が始まりました。
「大人になれない義務」、親権者に絶対服従というある意味奴隷のような義務。
躾という名でなんでもアリの命令が出せ、それを守らなければ義務違反となる。
灯花の場合、実親がこの義務を申請し、義務の名の下でやりたい放題に荒れてた過去があり、裁判所にて親権譲渡で兄弟の京子に引き取られると同時に義務の親権者も移動。京子も子供の頃に同じ義務を受けており、散々ひどい目にあったトラウマや初の子育てが影響し、数々の無理やりな躾が行われていった。
この義務自体は、子供が悪い場合もあるが、たいていの場合は親にも問題がある場合が多く、親権者の申請一つで義務の適応や解消ができるというもので、灯花にとっては不可抗力な義務であることには変わらないわけです。
その代わり親にも問題があるという義務でもあるので、親にも地獄の研修があるわけで。。。
まぁその研修や家族関係をめぐって騒動が立て続くわけです。
やっと親と仲良くなれたと思ったら実親が引き戻しにきて話が激化したりもしました。
結果的に灯花は京子を親として居続けることを選択し、義務は解消し、少しずつ本当の親子に近づけるように歩み始めました。
これも一つの親子愛、でしょうね。

  • 第4章

そして最後の一人、夏咲の更正に移ります。
「恋愛できない義務」、異性に触ることが一切禁じられる義務。
もし触れた場合、触れたほうも触れられたほうも義務違反として同罪になるという、周りも注意しなければならない義務です。
女や男をたぶらかして、とっかえひっかえしてる人が負う義務ですが、夏咲の場合、完全なる冤罪で押し付けられた義務でもありました。
結果的に、賢一の幼馴染でも会った彼女は、数々の尋問拷問によって人格はまるで変わり壊れ、自らの義務を解消したいとの意思すらない状態にすらあったという、かなり難しい設定でした。
結論からいうと、二人は義務違反を犯し(賢一が抱きついた)、夏咲は地下牢獄に、賢一は法月によって軟禁されるわけですが。。。
この章自体はかなり短く、実は賢一は7年前にこの町を、夏咲達仲間を裏切って逃げた樋口健であり、その後法月に拾われ特別高等人になるために養成され、そのときに戸籍そのものを全て変えるという荒業を受けたということや、7年前の国家反逆の大革命についてなどの各種舞台設定を伝える為の章に近い状態になってました。
おかげで、感動できることは出来るんですが、消化不良っ気満点なこと極まりない・・・

  • 第5章

そして軟禁された賢一の脱出劇から始まるこの章。
この後、7年前の革命の首謀者 樋口三郎のことや、その娘で健の姉の璃々子との再開、極刑という「誰にも相手にされない義務」ということを受けてるということなど、次々に新展開とその事実が突きつけられるという、とんでもない展開がどんどんしていきました。
なんていうか、賢一の独り言だと思ってたことが、実は姉がそばにいてその姉に話しかけてた、なんて事実が明らかになったり、法月の左足が弱点だと思ってたら実は見せかけだったとか、賢一がクスリやってると思ってたら実は同じく見せかけだったとか、もう予想を遥かに超えた、まさに想定外の展開しまくってくれました。
何度驚きで叫びたくなったことか・・・
まぁぶっちゃけこんなものがレビューにすらなるのかわかりませんが、用はやれということ、やった人ならある程度言いたいことは伝わってるはずだと思うので^^;

  • さちEND

さちの担当をしているときに、さちを選ぶことをしたわけで、シナリオ全体は一応さちENDをベースとして話が動いてました。
というわけで最後はちゃんと彼女のエンドにいったわけですが・・・・・・




( TДT) ウワァァァァァン


ここにきて最後の最後でぶち込んでくれましたよ。。。
わかっていた展開なのに、なんでこんなにも涙が出るんだよー!!!!

  • というわけで

まぁこれ全体でやっと一人終わったと思われるんですが、この後は灯花、夏咲をやって、多分璃々子もあると思われます。
そしてこれは僕の推測ですが、エンディングの枠が5つあるようなので、この残りの1つが誰のエンドにもいけなかった場合のやつか、もしくは更に事後展開が残されているのか、のどちらかだろうと予測してみたり。
なんにせよ、まだまだ終わりそうにない作品なのは確実ですね。
誰を選択するか、がシナリオ全体に若干関わってくるんでね。。。


それでも一人終わった段階で言えることは、この作品、ほかの人の評価通り、半端なく感動する作品になった気がします。
残りのシナリオ次第では本気で去年発売の作品ランキングで1位に食い込めそうです>僕内部のランキング^^;
もう最近ほんと泣いてばっかりだなぁ・・・(;つД`)