智代アフター〜It's a wounderful life〜

再度やり直してみたところ、やはりコレで終わりのようですね。
増えてる分岐点といえば、鷹文が作ったRPGゲーム「DUNGEONS & TAKAFUMIS」が遊べるようになった点ですかね。
そしてこのD&T、何気に面白いという罠www
100人の鷹文の中の057番の鷹文を探し出す為にダンジョンを攻略していくわけですが、その時その時の各戦闘での行動を指定し、その指定した通りに行動していくというパターンのRPG
まぁなんていうか地味にハマりそうな罠^^;
とりあえずfloor10までクリアー。
一体フロアいくつまであるんだよと(;´Д`)


で、本編のほうですが、一応念のためにデバッグモードで起動して、既読シナリオをチェックしてみたわけですが、やはりコレだけのようですね。
現在でシナリオ回収率87%でした。
細かい各シナリオの中身を調べてたら、どうもD&Tでの分がやはりほとんど埋まってなくて、後は本編で起こる日々のちょっとしたところなど、細かい取りそこねがあっただけでした。


というわけで、智代アフター本編はクリアしたわけで、初回特典のOriginal Sound Trackも聞いてみました。
主題歌2曲のフルバージョンも当然入ってたわけですが・・・



もうマジ最高。



流石Keyというか、流石折戸というか、ボーカル曲のフルバージョンの最高っぷりを始め、BGMの数々の印象深さというか、なんというか。。。
心に残る、それでいてKeyらしい音楽が詰まってたと思います。
クライマックスで使われた「Harmony With Sorrow」なんてもうヤバス。
あと、BGMの中に「LoveSong」と会ったわけですが、OSTリーフレットとかも見てもやはり、9月に発売したボーカルアルバム「LoveSong」からのBGMアレンジでした。
つまりあの時点でアルバム「LoveSong」は智代アフターを見越して作られてたわけですね。
っていうかあれもいわば智代アフターの関連作品ってなるわけか。。。


そんなわけで、音楽・シナリオともに流石Keyだなと痛感しましたね。
ただ、シナリオに関してはあからさまに悲しい系の感動を出そうとするのがちょっとキツかったかも知れません。
KanonAIRの泣き・感動と、CLANNADでの泣き・感動は完全に方向性が変わってるだけに、そのCLANNADの方向性からすると、Kanon,AIRの方向に走ったシナリオでした。

それでも流石Keyというか、麻枝氏の力は偉大というか、日常の掛け合いは楽しめるシナリオになってたと思います。
途中、版権やら商標やら本当に大丈夫なんかよ!って突っ込みたくなるような発言も多々あった上に、記憶喪失編では最早完全にKey版の君望キターなんて状態でしたからねぇ。
しかも微妙に君望よりもタチが悪かったりするし・・・
1週間ほど起きては、頭痛とともに意識を失って、またしばらく眠り続ける。
その後また気がついたら完全にその間の記憶がない。
共に中学卒業前の記憶までしかない。
それが3年間も続いてたなんて、ほんと智代にとっても周りの人にとってもつらい話ですよ。。。
3年間の間に何十回も、記憶喪失だと告げて、自己紹介から始めるというつらい日々を送ってたわけですからね。。。
そして手術をすれば記憶が戻るかもという話があったわけだが、成功確立は低いという現実。
そして実際にうけたが結果は失敗。
ただ、記憶が戻ったことに関しては成功といえるというだけマシなもの。
本当に悲しいシナリオでしたよ。
ただ智代のためのアフターシナリオというだけあって、原作のキャラクターは名前が出る程度で、一切立ち絵が出てこなかったのがちょっと残念でした。
春原とか美佐枝さんとか、名前は出てくるんですが立ち絵がない・・・
杏とか渚とか出してきて欲しかったなぁ^^;
けど智代のための作品だからこれでよかったのかもね。


絵といえば、やはりいたる氏が入ってこなかったのは寂しかったですね。
フミオ氏の絵もクオリティが高いっていうならそうなるわけですが、いたる絵というKeyのウリを抜いてしまったらやはり見劣りがするというか。。。
ただ、彩色が相当良かったんで、どの絵も色使いは最高クラスだったとおもいます。
背景なんかは一部CLANNADから引っ張ってきたと思われる絵がいくつか見られましたしね^^;
レイヤーを春から夏に変えただけだと思われるのが数枚ありましたし^^;


あとこの作品って、Keyが出した作品で初めてフルボイス版を最初から出した作品でもありますね。
KanonとかAIRは、DCに移植したときにボイスが追加されてたし、Planetarianは一応Keyの作品ですが、一部パートボイスになってますし、結局リメイクとか抜きで一番最初からフルボイスで出した奴が今までなかったんですよねぇ。
これはKeyにとっては進化になるかなぁ。
まぁ正直な話、Keyには声は要らないですけどね。
声がなくてもシナリオと音楽で十分感動できますし。
自分のイメージ次第では声があるほうがダメな時もあるしね^^;
そういや次の作品ではボイスどうなるんかなぁ。。。



というわけで、本編に関してはこんなところですかね。
またなにかあれば書き足すなりしますかね。
本編だけで大体10時間ってところなんで、まぁ5800円って値段はまだ妥当なところかと。
まぁ特典が豪華だったからよしとするかwww
あとはD&Tを楽しんでくるかぁwww