Nursery Rhyme

去年発売された作品の中で、僕の中ではベスト5に入るクオリティがある作品だったと思います。
なんていうかもう泣かされっぱなしでしたよ。


ゲームが終わってからNursery Rhymeの意味を調べてみて、なるほどなぁって納得するところがかなり大きかったです。
Lump of Sugarの処女作であるこの作品ですが、シナリオ・絵・音楽共に上出来の一品になっただろうと思います。
難易度に関しても、最初のうちはかなり難しく感じるけど、一通りの選択肢とその内容を見た後なら割とテンポよく行けたかな。
慣れれば、スキップ機能も使って共通部分は1時間で回せる程度にはなってるかと思います。
まぁ音楽は正確には外注って形になると思いますが、それでもave;newのハイクオリティな音楽と、その音楽の使いどころ(特にエンディング曲の入れるところはかなり涙腺刺激してくれました…)は、十分な評価対象ですしね。


そしてボーカル曲の歌詞に伏線張ってたり、曲のイメージとシナリオのイメージがいい感じにミックスされてるんですよね。
おかげでかなり、作品にのめりこむことが出来たし、余韻に浸れたりもしました。
というか、エンディング曲のDearnessは破壊力抜群ですよ・・・
歌詞はまさにこの作品のために作られたものになってるし、曲全体が静かめな感じになってるし、そんな曲を挿入してくるタイミングがうまいだけに、シナリオのイメージや感動の余韻を増幅させすぎ…(;つД`)


ってまぁなんか音楽性なところばっかり書いてますが、そこはもう大目に見てくださいな^^;
なんせ初めて、音楽を聴いて衝動に駆られてしまった作品ですからね・・・
今まで、ブランドや絵やシナリオをみてやりたいって思える作品はたくさんあったけど、音楽を聴いて(まぁ主題歌ですが)それでやりたいって思える作品は本当に初めての経験ですよ。
結果的に、シナリオも絵もハイクオリティだったし、新しい絵師を知ることも出来たし、僕にとってはave;newという音楽集団を知ることにもなれた運命的な作品でもありました。
おかげで今はave;newの大ファンですがw


とりあえずレビューはこの辺にしておきます。
最後にこの作品、というか主題歌から僕が一番気に入ったフレーズを紹介します。
この作品のイメージに一番ぴったりのフレーズだと思います♪
true my heart 想いは、優しいキスで」